エントリー

鷲塚 雄太YUTA WASHIZUKA

獣医師
2021年入社

入社のきっかけ

私がノーザンファームへの入社を決めた理由は三つあります。 一つ目は、インターンシップに参加した際に、職場の雰囲気が明るく、働きやすい環境だと感じられたからです。二つ目の理由は、馬の頭数も獣医師の数もとても多いことから、とにかくたくさんの症例やそれに対する様々な治療方法を学ぶことができ「ここでなら獣医師としての腕を磨ける!」と確信したからです。そして三つ目は、私自身、馬がとにかく好きだったからです。

1日の仕事のながれ※ある日の例

6:00 - 11:00

継続して診療をしている馬に対する注射や検査のほか、新たにけがをしたり病気に罹ったりした馬の検査などを随時、行います。繁殖牝馬は特に、直腸検査を行ったりもします。

11:00 - 14:00

休憩時間

社員食堂で昼食をとり、その後は寮や休憩室で昼寝をするなど、思い思いに過ごします。

14:00 - 17:00

通常業務は17時くらいに終了します。
夜間は緊急時に対応できるように、常に準備しています。特にお産は、夜中に生まれることも多いため、分娩が始まりそうな場合には呼び出されて対応する場合もあります。

仕事のやりがい

やりがいはたくさんあります! 特に繁殖部門に関しては、お産が無事に終わった時の達成感が大きいですね。また、すべての部門に共通して言えることですが、病気やけがの影響で元気をなくしていた馬が、回復して元気そうな表情を見せてくれる時は、この仕事をやっていてよかったなと感じます。そして、手がけた馬の競馬での勝利を心から喜んでいるスタッフの表情を見ると、私も一緒に幸せな気持ちになります。

気管の聴診を行う鷲塚さん
下肢部のエコー検査の様子

仕事で大変なこと

幅広い知識や技術が求められる仕事であり、今は技術の習得、知識と経験の蓄積に必死です。また、たくさんのことを覚えるだけではなく、時と場合によって応用し、柔軟に対応する力が求められます。たとえば、似たような怪我の治療を行うにしても、馬によって治療の際の反応や治り方がまったく違うこともあります。そうしたなかで大切にしていることは、馬をよく観察することと、日頃から世話をしている厩舎スタッフとしっかりコミュニケーションを図ることです。普段のようすを把握することや、投薬などに関して分かりやるい指示を出すことが、良い治療に繋がります。その点においても、まだまだ、勉強不足です!

休日の過ごし方

休日でも、私は家にこもっていることはないですね。ドライブが趣味なので、よく車で遠出しています。北海道はきれいな景色が多く、走っていて本当に楽しいです。また、最近、先輩にゴルフクラブを頂いたことがきっかけに、ゴルフの練習中です!

ノーザンファームを志望している方へ

ノーザンファームは生産・育成・調教を一貫して行っている牧場であり、仔馬、育成馬、繁殖牝馬など、それぞれの段階の馬に触れることができます。生まれた仔馬が成長し、レースに出て、やがて引退し、時には母馬となって牧場に帰ってきて、出産した仔馬が成長してレースに出て……という、競走馬のサイクルに一番身近なところで触れられるのが最大の魅力だと思います。さまざまなステージの馬に関わる毎日はやりがいに溢れていますが、はじめは覚えなければならないことが多く、大変かもしれません。ただ、入社してすぐに即戦力として扱われるわけではなく、最初は先輩獣医師と行動をともにし、仕事についてしっかり学ぶ期間があります。また、一人で往診に出るようになってからも、相談しやすい頼れる先輩獣医師がたくさん在籍しているのでご安心ください。文章や話だけではノーザンファームの魅力が伝わらないと思うので、ぜひ一度、インターンシップに参加してみてください。同時に、ノーザンファーム以外の牧場のインターンシップも積極的に受けてみてほしいですね。それぞれに独自の魅力や特徴があると思いますし、ノーザンファームにしかない魅力を発見することにもつながるのではないかと思います。そのうえで、どこが自分に合っているか、どこに就職したいかを、ご自身で決めていくことが大切です。その結果、選ばれたのがノーザンファームであれば先輩としてとてもうれしく思いますし、その時はよろしくお願いいたします!